TAO的パラドックス思考

ダ・ヴィンチコード=黄土?中庸バランスの妙味

支援学校の生徒達と手で学ぶ幾何学の連続講座「プラトン立体ワークショップ」。

今回は5つの正多面体(プラトン立体)の一つである正八面体から派生した星型八面体(ステラ・オクタンギュラ)に挑戦。

先週、小国町に移住された木工作家に、天才レオナルド・ダ・ヴィンチがデザインしたと言われている釘や接着剤を使わずに摩擦力だけで組み立てた「ダ・ヴィンチの橋」を見せてもらったが、この星型八面体もまた彼の名を冠して「ダ・ヴィンチの星」と言われている。

ヨハネス•ケプラーがこの立体の最初の発見者だと言われているが、ダ・ヴィンチはプラトン立体全てに正三角形の正多角錐を貼り合わせた5つの立体を作っており、星型八面体はその中の1つ!

上向きの正三角形と下向きの逆正三角形を組み合せた六芒星(タビデスター)を立体化し、プラトン立体の一つ正四面体(ピラミッド)が二つ重なり合った形になっており、古来から火と水、肉体と魂、男性と女性、物質と霊性、能動と受動など、相対する陰陽の統合と調和の象徴とされ「マカバ」と呼ばれる。

マカバ(merkaba)のマ(mer)は光を、カ(ka)は精神を、そしてバ(ba)は肉体を意味し、それぞれを統一し、整える意味合いがあると言われている。

しかしながら、天才数学者の絶妙バランスの星•橋•人体図に学ぶところ多し!
神聖なるストーリーの物語性は大事にしたいが、恣意的な思考停止の信仰に走るべからず。数学•物理に論拠した科学的追及を怠るべからず!

彼がデザインした有名な「ウィトルウィウス的人体図」の中に見出す円と星と不思議な比率について彼らと遊ぶにはちょいと時間切れ!•••

ちょうど時間となりました〜この続きはまたのお楽しみということで本日はこれにておしまい!ペンペン!(笑)

さて今日これから熊本市でお味噌テーマの料理教室。
これまた、陰と陽のバランスがミソなり!ペンペン!

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