TAO的パラドックス思考

ビールの中に自由がある?欧州無銭旅行から28年

1994年、ある風狂なる哲学者が薦める「世界無銭旅行」にチャレンジ!アメリカ•ボストン留学後、ニューヨークのJFK空港からロンドン•ヒースロー空港へ降り立ち、ヨーロッパ無銭旅行の一人旅をした。

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世界に誇るマジックソース”醤油”持参で、パン屑や野菜屑を食べての1ヶ月以上の粗衣、粗食の貧乏旅行だったが、パリで、たらふく飯を喰らい、ミュンヘンで、しこたまビールを飲むキセキをもらう!

アメリカ時代の恩師からチャンスを頂いたオランダ•アムステルダムでの講演。下手くそな英語で「東洋医学とマクロビオティックの陰陽の違い」についての講演をさせてもらうと、思った以上のギャラを頂く。

その甲斐あって、パリのルーブル博物館見学後、近くにあった日本食レストランで80フランもする「おむすび定食」をおかわりして2セット平らげた。なんという食欲、なんという渇望。

また、アメリカで仲良くなったドイツ人が住むミュンヘンに行った時は、彼と一緒に世界で1番有名なビアホール「ホフブロイハウス」に連れて行ってもらい、なんと塩パン•プレッツェルのみのツマミで人生史上最大量のビールを飲み干した。
2人でお互いのバカさ加減を大いに笑いながら、人生意気に感ずとプロースト(乾杯)を幾度となく交わす!

今回、料理研究家の天野朋子さんに電通時代の行きつけの店「ホフブロイハウス」ゆかりのレストランに連れて行ってもらい、その後、横浜の赤レンガ倉庫で開催された「オクトーバー•フェスト」に参加!

鎌倉の「鎌人いち場」と共に、コロナ禍の影響で 3年ぶりの開催。参加した日本人も外国人達も、たまりにたまったエネルギーを炸裂🍻

これこそ、岡本太郎の言う嘘のない無目的、無条件に生命をつき出した身体性の爆発!群れなる小市民根性を蹴とばす毒を持て!

アメリカ合衆国建国の父の一人として讃えられ、一生を「永遠の少年」として生ききったベンジャミン•フランクリンはこんな言葉を残している。

In beer there is Freedom.
Beer is proof that God loves us and wants us to be happy.
ビールの中には自由がある。神はわれわれを愛し、われわれに幸せになることを求めている。ビールがその証拠である。(ベンジャミン・フランクリン)

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●映像「1994年ミュンヘン→2022年ヨコハマ」ビールで乾杯、プロースト!