サステナビリティ

ブルービーとの再会

青色の蜂ブルービーと遭遇。阿蘇の希少植物であるツクシトラノオの薄紫と相まって素敵なコントラスト♪

思いがけない再会は、8年前、葉祥明阿蘇高原絵本美術館で、ピアニストのウォン•ウィン•ツァンさん、シンガーソングライターの故•内田達也さん、館長の葉祥鼎さんの4人で愉しいお茶を飲んで以来だろうか?

TAOリトリートに宿泊されている心ある環境活動家の女性と一緒に、阿蘇高森の山野草の森を訪ねた。

山主は、以前私も理事として参加していた「パーマカルチャーネットワーク九州」(PCNQ)で講座をしてくれたこともある平野虎丸さん。

環境トラスト運動を長年続けておられる彼が、50haの山林を購入し、6年程前から有志と共に生物多様性を守る「植えない森づくり」に取り組まれているところ。

かつて、100人以上の死者を出した熊本市大洋デパート火災で熊本県警職員として人命救助に尽力し、その後、水源涵養力が少なく水害•土砂災害を引き起こしている日本の林業のあり方を危惧し、野鳥保護、自然保護活動に取り組んで来られた熱血漢も御歳83歳。

「環境保護としての森林保全と、産業としての林業の分離」の話や、最近取り組んでおられる「日本一花の森」活動や「焼畑農業」などのお話を伺う。

和名はルリモンハナバチと呼ばれるブルービー。野草園の中にガゼボと呼ばれる西洋東屋を建てられた女性スタッフの方に、

「ブルービーは ”幸せを呼ぶ蜂” なんて言われているけど、カッコウのように、自分では巣をつくらずに他のハチの巣に卵を産みつけ、子育てをすべて任せている生き物なのよね〜」

と教えてもらう。ブルービーが労働寄生の昆虫とは知らなかった。この世は、寄生虫、菌類、そしてウイルスなど様々な寄生体も存在し共生している多様性極まる不思議な不思議なワンダーランド•••⁈

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