この世の構造

プラトン立体授業〜開けてビックリ玉手箱

昨日の支援学校の生徒達への「手で学ぶ幾何学〜プラトン立体シリーズ」第23回目のテーマは「正六面体のビックリ箱」。

プラトン立体の一つである正六面体の別名は立方体、英語でcube。この立方体8個を「無限に回転する立方体」にした玩具に「吉本キューブ」と呼ばれる極めてユニークで秀逸な逸品がある。

今から50年前、1971年にアーチストの吉本直貴さんが、3次元空間で立方体を2等分する方法を模索中に思いついたもの。

立方体から直方体、直方体から立方体に形態を変化させ、ついには立方体の内側から星型の多面体が出現する様はまるでマジックの様。

現在「吉本キューブ」という名前で金と銀の美しいデザインで商品化されているが、今回はそれを折り紙ペーパークラフトで作るというワークショップ。

開けてビックリ玉手箱!生徒達も目が点の驚き!

星型の多面体の呼称は、「吉本キューブの星」のほか、「悪魔の星」とか「エッシャーの星型」等と呼ばれるが正式には「キュービック・スター」

ちなみに、映画「トロン レガシー3D」には、吉本キューブを思わせる金と銀の星形多面体が出てくるシーンも登場♫

来週14日(水)11時〜12時半開催の熊本TAO塾で紹介する予定。お申込は taojuku@me.comまで
世界は、カズとカタチとコトバと●●でできている?

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