TAO的パラドックス思考

人生〜投げた球が30年かけて還ってくる時もある

今回のサハラ砂漠リトリートツアー主催の河野修一さんとは20年来の友人。

出会いは、私の「医食農同源の論理〜ひとつらなりのいのち」(南方新社)という本を読んで、彼がわざわざ鹿児島から阿蘇小国郷のTAO塾に訪ねて来てくれてたことに始まる。

その後、マグロビオティック九州大学という会を仲間らと一緒に立ち上げ、健康講座、断食セミナー、農業体験などをコラボした。

“Being touch”という瞑想的手技を発案され、全国で講座を開催。昨今はサハラ砂漠に魅せられ、モロッコ行きは今回で6回目と国内外で活躍されている。

今回、同行予定の先生が行けなくなった事で、急遽代役としての講師に口説かれ「頼まれ事は試され事」と何とか調整して参画することに。

1994年、欧州無銭旅行でモロッコが目の前まで見えるスペインに行くも、ジブラルタル海峡を渡る事が出来なかった無念を晴らす機会がまさか28年後に親友のたっての依頼で実現するとは!

思いもよらないギフトに心より感謝!参加者の方々に何か一つでも「気づき」が生まれて喜んでもらえるよう「倍返しの恩送り」に心したい。

今年、還暦を迎えたものの、残りの人生で南米や東欧、北欧に行くことはあってもアフリカに行くのは今生ではないのかなぁとボンヤリ諦めていたのが、棚から牡丹餅的に実現。

もしかすると、論語の「50にして天命を知り、60にて心耳に従う」ではないが、ここ数年、コロナ禍により様々な制限、分離、混乱、崩壊を味わった末に、「人生のシナリオを信じ、フローに身を任せる」超受身的人生になってきた効用なのかもしれない。

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