この世の構造

伊万里で《医食農同源》話をするの巻

早朝、阿蘇小国の山を降りて、海辺の佐賀伊万里へ。

「NPO法人伊万里はちがめプラン」の理事会にて、土壌生物学者の染谷孝佐賀大学教授と循環型農法の武富勝彦さんと私の3人でリレートークをさせて頂く。

その後、染谷先生との共通の友人•「オルタナ」の泉俊雄さん、武富さんに紹介された井手恵西念寺住職との共通の友人•「縄文ストレッチ」の倉富和子さんの話で盛り上がる。

理事長の福田俊明さんは、生ゴミの資源化で環境水俣賞を受賞されている実践家!お会いするのは初めてだったが、以前、作家の天外伺朗氏、医師の矢山利彦氏主宰の「ホロトロピック誌」にお互い連載記事を書いていたご縁。

会食後、エコ建築家の川原良一さんの案内で伊万里神社を参拝した後、時計台横の喫茶店で武富さんを囲んで歓談。

かつて、拙著「医食農同源の論理〜ひとつらなりのいのち」(南方新社)に日本人初のスローフード大賞を受賞した武富さんへのインタビュー形式の対談を収録させて頂いたが、今回、歌手•加藤登紀子&藤本敏夫夫妻ほか様々な不思議なご縁があったことに驚く。

●菊芋でお世話になった佐賀大農学部の田中欽二先生
●スリランカでご縁があった内田力(株)コロナ会長
●恩師•久司道夫先生繋がりでニューヨーク故品川幹夫氏
●昨年思わぬ連絡を頂いた性の研究家•アダム徳永氏

藤本敏夫さんが死ぬ直前、わざわざ、武富さん宅を訪ねて来られた男気話は胸が熱くなる思いがした。

彼は、その著書「農的幸福論」に、重農主義学者のジャック•ティルゴーの言葉を模した以下の言葉を遺している。

「農業のみが太陽エネルギーを有機物に固定するシステムであり、他の産業はその上に立ってエネルギーの形態変化を行っているにすぎない」(藤本敏夫)

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