TAO的パラドックス思考

冒険を志す青年の心に響く書

ピュアリィ、有機生活にオーガニック玄米ぽんせんを納品。子ども食堂中間支援NPOで支援物質受取り、御船町のSauna Terraceでのデトックス対談を終えて熊本大学へ。

文化人類学を教えているJoshua Richardと彼の愛犬と一緒にしばしキャンパス内を散歩。コロナ禍と、Chat GPT等AIが教育分野にもたらした様々な問題点について意見交換。

スターバックスのバイトを終えた次男とアパートで、先日彼に渡した孫泰蔵著の「冒険の書」(日経BP)について話す。

一気に読み切ったようで、イヴァン•イリイチの脱学校化、脱病院化社会、親鸞の悪人正機説、老荘の無用の用などの観点に響いている様子が、本にペンで引いた線でビンビン伝わり、小学生時代にキャッチボールで遊んでもらった辻信一さんの最新刊とその実践「ムダ活」についてシェア。

「孫泰蔵さんも、お父さんの師匠の堀田俊夫先生と同じ《学育》の教育哲学を持っている人だね」と語る。

13年前、小淵沢で開催されたマクロビオティックサマーカンファレンスで3講座担当させてもらった後、息子達と一緒に諏訪の学育塾を訪ねた。

3人で仏壇に手を合わせた後、35年前に過ごした学育塾の屋根裏部屋を案内した日のことを思い出す。

そして、型から入って型を出る「守破離」の芸道論に•••

「教育は人間のあらゆる活動の中で最も心掛けて広いものであるべきです。「教育」という言葉は「教えて、育む」という意味ですが、僕はこれを「学び合い、育み合う」という「学育」という言葉に言いかえたいと思っています。学び合い、育み合うという姿勢には、どこにも心のせまいところがありません。なんであれ、いつであれ、学びにならないことなど何もない。ただ学びたいと言う好奇心と成長したいという気持ちを持つ人であれば、だれが来たってかまわない。」(孫泰蔵)

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