この世の構造

十二支サイコロで数字の秘密の謎解き

今日から師走。年の瀬、年賀状を書く季節。書道教室大人クラスで来年の干支話が出るのは毎年恒例。

本来、干支とは十干•十二支の略なのだが、今や十干を語源とする「甲(こう)→乙(おつ)→丙(へい)•••」を使うのは不動産の契約くらいしか見ることがなくなっている。(ちなみに東洋医学では陰陽五行の基本原理として存在)

一方、十二支は「子ネズミ→牛ウシ→寅トラ•••」。今も昔も庶民にとっては動物キャラが人気。今や干支といえば十二支の方を指すことが多い。

というわけで、支援学校の生徒達と「手で学ぶ幾何学〜プラトン立体シリーズ」第22回目のテーマは「数字の12の秘密」と題して十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)を配当した正12面体サイコロのペーパークラフトをしながら、身の回りにある12の数字の話をする。

●1年は12ヶ月。
●1日は24時間で午前、午後それぞれ12時間。
●1時間は60分(12×5)、1分は60秒(12×5)
●星座12個(おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座)
●1ダースは12個、1グロスは12ダース
●英語だけでなくドイツ語などのゲルマン語は12 以下と 13 以上とで表現方法が異なる
● 角度は円の1周が360度(12×30)etc

来年は「寅年」。来年、還暦を迎える私にとっては60=12✖︎5という事で、5回目の寅年という事になる。

我が家は母も長男も寅年。正月は長男も帰省し久しぶりの「三寅同堂」となる予定!初春祝う乾杯に大虎にならぬよう気をつけねば⁈

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