コミュニティ

小国町にあった国鉄宮原線の歴史を探る

小国中の2年先輩になる時松ひさ代さんと、小国町移住歴7年になる原田由美子さんと3人で、小国町の歴史に詳しい北里光男さん宅を訪ねる。

私の父と役場で同僚だった北里さんには、昨年シニアの方達とのウォーキングの会で北里大社を詳しい解説付きでガイドして頂いたが•••

●https://taojuku.xyz/神道の計らい?地元小国の歴史と美味を堪能/

今回は、小国町にかつて通っていた国鉄宮原線についての話を伺う。

●国鉄誘致時の北里柴三郎の寄与と政友党と国権党の対立
●S28年6月26日の北里大水害で53名の死者が出た話
●戦争による中断とS29年3月15日の国鉄宮原線開通
●トンネル跡地と小国町と菊池市隈府を結ぶ構想の断念
●S42年4月7日通学列車ダンプ衝突横転事故で37人負傷
●S59年11月30日最終列車 30年で歴史に終止符 等々

私が中学生時代(S50〜52)県内有数の強豪校だった小国中卓球部は夕方遅くまで練習をしていた。北里地区から通っていた部員が、線路を歩いて帰っていたことを覚えている。また、卓球部の大先輩がイタズラで列車を止めてしまった伝説の事件についても伝え聞いていた。

時は経ち、現在、肥後小国駅跡は道の駅小国(ゆうステーション)となり、北里駅はホームが保存され、原田さんはじめ、小国中卓球部OBでもある大塚俊哉さんや坂巻香さんら地域活性グループが年に数回「北里駅カフェ」なるステキな1日イベントを展開している。

電車から自動車へ移行したモータビリゼーションが町を大きく変容させたが、その歴史的経緯を継承していくことの大切さをあらためて感じた時間となった。

帰り道、旧北里駅付近はものすごい雪吹雪に☃️

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