TAO的パラドックス思考

春を告げる野花とお彼岸

明日3月21日は春分の日。
TAO食育菜園にも春の訪れを告げる野花が咲きほころぶ。

菜の花、仏の座、蕗のとう、犬のフクグリ•••
色とりどりの個性と持ち味を輝かせている。

年2回、春分の日と秋分の日を中日とした前後3日の1週間をお彼岸と呼ぶ。

極楽浄土は西方にあるとする仏教では、太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日・秋分の日は「この世と極楽浄土がもっとも通じやすい日」とされ、先祖を供養することで、極楽浄土に近づけると考えた。

早朝、母と2人で墓掃除。
酒、水、茶そして春の野花を供え読経。

般若心経に出てくる「波羅蜜多」こそ、「お彼岸=至彼岸」
を意味するサンスクリット語のparamita。

「彼岸に至る」とは、迷いや煩悩の世界から、悟りの世界へ至ること、あるいはその修行を意味する言葉。

とはいえ、言うは易く、行うは難し。
彼岸を求めながらも 此岸の中に浮沈する。

墓参りの後、我が家の菩提寺にてお彼岸法要。
先頃逝去されたハガキ道の坂田道信先生を想い浮かべ合掌。

その後、かつて「小国郷環境の会」の活動を共にした坊守さんの話をクローズで聞かせて頂く展開に。

高齢化の問題は、どの業界も同じようで宗教界に潜む問題点についての悩み相談的な話になり、引退された元住職も加わり暫し鼎談。

子ども食堂•地域食堂に「お餅」をご提供頂き、子ども達、一人親家庭、独居老人の方達への相互扶助の慈愛を託される。

生産性ばかりを求める経済至上主義が、効率性の美名の下に
小さきもの、弱きもの、遅きものを押し潰してゆく

ハマは祭りのようだけど、見えないところで弔いは続く

誰もが歩いて「きた道」だけど、遠く忘れさり
誰もがいずれ「ゆく道」だけど、遠く見ようとしない

来た道もゆく道も同じ道 通り直しのできぬ〈今ここ〉の道

身の丈の〈六波羅蜜〉を今日も遊ぼう!
T楽しくA明るくO面白く!
モガキながら ズッコケながら タンタンと😊

今週末土日11時〜16時、TAO retreat & cafeオープン!
そして、3月25日(土)18時〜19時半小国子ども•地域食堂「和やか食堂」会食会♬TAO塾で15時〜準備開始します。

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