一昨夜は、友人の母親の自宅にお悔やみに行き御線香を上げ、昨日は、先月亡くなった親友の遺影に御線香を上げる。
御線香に火を灯し、立ち昇る煙。ゆらゆらと細長く煙る姿は、この世とあの世をつなぐ橋のよう。母そして私へのお二人の友情に感謝を込めて深く合掌。
熊本市出張の際は、いつも次男と食事を共にしているが、昨日は思いがけずその世界で「聖地」とまで言われるサウナ場に一緒に行くことに。次男に学び強烈なデトックスと、充分なリラックスをゆっくり交互に味わう。
お線香の煙とサウナのロウリュウの接点を議論。
今、医用生体工学の研究室で脳波の勉強をしている次男から、サウナが及ぼす脳波や免疫に関する面白い話を色々聞く。サウナ界隈で言われる所謂「ととのう」の医学的メカニズムの解明にも興味があるという。
熊本大学の前身である旧制五高に学んだ偉大な物理学者であり随筆家でもあった寺田寅彦は、湯気の正体を明かした「茶碗の湯」、煙の正体を明かした「塵埃と光」、害虫の正体を明かした「蛆の効用」など様々なユニークな物語で科学を面白く解説している。
寺田大先生には遠く及ばぬとも、是非、子ども達にも分かる面白い科学的解説ができる人になってほしい。
今度、次男が帰省した時は、父ちゃん自作のモバイルサウナテントで一緒に汗をかいて川に飛び込もう♬
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