リトリート

父の背中を見て育つ輝く少年に遭遇@むつ市

いざ、出陣!

6070cmの真鯛が次々と釣れる@陸奥湾

早朝、漁師さんの漁船に乗って、船釣り体験。餌はエビで、獲物は真鯛。まさに「海老で鯛を釣る」

餌に魚が掛かったはいいが、大きな真鯛の引きは強く、リールを回すのも一苦労。ホタテの養殖現場近くということで真鯛が多く生息しているらしい。中には80cm近くの大物を釣る参加者も!

その後、漁協の水産加工現場を取材し、獲りたて海産物を地元関係者と一緒に会食して市長さんともしばし歓談。午後は、ダム湖でカヤック初体験〜気分は野田知佑、紅葉満喫サイクリング〜気分は忌野清志郎。体力を使うアクティビティ後の温泉はまた格別♨️

夕食を共にしながら、モニター参加者らと意見交換するが、なんといっても午前中の釣りでお世話になった漁師さんの息子ちゃんの話で盛り上がる。

来年小学生になるという幼い少年でありながら、テキパキとした無駄のない動きのお手伝いぶりが素晴らしかった。お父さんの背中を見て真似て育っている様子が強く伝わる。

「観光」という文字は易経が語源。魅力ある場所に行くだけでなく、そこに住む人たちの生き様に触れることも旅の大きな醍醐味。

この漁師親子の関係性に「光を観る」思いがした。そこには教育の原点とも言える「背中で教える」姿があった。自発性と自己肯定感を育む「教えない教育」があった。

子どもは大人の真似をして成長する。幼き時の経験こそが魂に刻まれ、脳にしみこんでいく。

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