オーガニック

甘いハチミツと、甘くないハチと人類の行く末

私が生まれた1962年、米国の生物学者・レイチェル・カーソンは、新種の農薬や殺虫剤が鳥の鳴かない「沈黙の春」をもたらすことになると同名の世界的ベストセラー本を書いた。

あれから、60年•••

今年で5回目になるニホンミツバチ採蜜会@TAO食育菜園2022を開催。

6年前、次男と2人で久住登山をした時に出会った大屋敬一先生にご指導頂きながら、講義→採蜜→会食を楽しむ。

ミツバチは、世界食糧の約1/3、全作物種数の約7割の受粉を、支えていると言われている。つまり、それはミツバチが地球上の多くの動植物の生存に不可欠であることを意味する。

近年、ミツバチの激減が問題になっているが、その原因は生息地の森林減少のほか、電磁波説、寄生虫説、気候変動説なども推測されているが、最も大きい原因とされているのが、田畑へまくネオニコチネイド系農薬と言われている。

ミツバチがこの農薬を低量でも曝露すると、脳の働きが狂い、彼らが本来持つ高度なGPS機能が破壊され、方向性を失い、巣に戻れなくなってしまう。

この農薬に対し、世界各国で規制や禁止に舵を切る国が増えているのに反し、日本は単位面積あたりの農薬使用量が世界トップクラスで、農薬の残留基準値も緩い農薬大国〜否〜農薬天国!

「楽しみながら学ぶ」ニホンミツバチ採蜜会を通して、私たちの「いのち」を取り巻く、医食農の「クスリのリスク」を見つめ直す機会を今後とも続けていきたいと思う♬

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