今季、最初の原始力充電ツアー。
降り注いだ雨水が長い時間をかけてろ過され、毎日2万トンの水が湧き出ているという幻想的な森の中の蒼い湧水を口にしたあと、コケに覆われた原生林の深い緑にいざなう。
森の木々や草花が、雨粒ををまとってしっとりと迎えてくれる。
落ち葉を踏み締める足の裏で大地のエネルギーを感じながら、透き通った空気を身体全身で呼吸する。
生命力みなぎる大木と、倒れ朽ち果て苔むした樹•••••
生と死が同居した空間。
頂上（目的）を目指すのではなく、自己との対話の中でプロセスを噛みしめる時間。
宮崎駿の「もののけ姫」の世界のような神秘的な光景。森の精の「こだま」が出てきそうな雰囲気。
樹齢500年を超える大木と樹林気功。
大地に根ざした根っこの力
重力に反して水分•養分を引き上げる力
根と同様に広がる枝葉の力
を体感
動物が吐き出した二酸化炭素を取り込み
動物が必要とする酸素を生み出す対立相補の妙味
動物のヘモグロビンと植物のクロロフィルの違いは中心にFeがあるかMgがあるかだけの同じ構造
僕らは植物界からやってきた 彼らの化身♬
巨木の生きるスパンに比べれば人間の一生は誠に短い。彼らのまなざしが深くて広くておちついているわけだ••
アリゾナ大学医学部教授のアンドルー•ワイル博士がTAO塾に来られた時に教えてもらった各自が自分の波長と合う木や石を探し出しチューニングするワーク。
森が語りかける。
「僕らが探すのではなく、彼等が待っているのだ」
僕らは「小鳥が木の枝に止まった」と認識するが、「その木の枝がその小鳥を待っていた」のかも知れない。
僕らは「過去は変えられない。変えられるのは未来」と認識するが、それは逆なのかも知れない。
森が呟く。
「パラドックスの世界にようこそ」
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