TAO的パラドックス思考

空っぽだからこそ

今日から、小国町の「いもんころキャンプ場」で、ピエロック一座によるあやつり人形×カラクリ装置×大道芸のサーカステント公演が開催される。

昨日、こうちゃんことパペットプレイヤーの松田康太さんとパートナーのチェリーさんがTAO塾来訪。

立岩水源の水で淹れた三年番茶を飲みながら1時間半ほど歓談。

なぜか立体幾何学の話から、タオイズムの「荘子」に出てくる「楽は虚に出ず」の話に。

ギターも笛も空洞があるからこそ、
美しい音色を奏でることができる。

という荘子お得意の例え話♪

タオイズムの逆立ちして見る複眼思考は、目に見えるものだけに捉(囚)われがちの人間の狭い視野を拡げてくれる。

コップは、そのほとんどは何もない空間だが、
だからこそ、水もお茶もビールも入る。

家もまた、そのほとんどが空っぽの空間だが、
だからこそ、人が住むことができる。

ピエロック一座のサーカステントは、建てるのに一苦労。何時間も要して組み立てる。そこには彼らのエネルギーの爆発を生み出す、なくてはならない無用の用の「空間」が必要なのだ!

サーカステントの宇宙の中で、こうちゃんが「いのち」を吹き込んだ操り人形達が、縦横無尽に歌い踊り、空を飛ぶ。あぁ〜それを観る子ども達が目をキラキラさせながら歓喜する顔が目に浮かぶ。必見です!

●ピエロック一座@いもんころキャンプ場
https://taojuku.xyz/必見!ピエロック小国公演いもんころキャンプ/

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