TAO的パラドックス思考

14年ぶりの懐かしい再会と”懐かしい未来”

世界最年少14歳で単独ヨット太平洋横断に成功し、TAO農場にスタードームのスウェットロッジを作ってくれた高橋素晴と、日系カナダ人の生物学者デイヴィッド・スズキの娘にして、若干12歳でリオの国連環境サミットで伝説のスピーチをしたセヴァン・スズキ。

この”冒険家”2人と一緒に、2008年、環境省、パナソニック、博報堂そして環境NGOナマケモノ倶楽部のコラボで、バイオディーゼル燃料のキャンピングカーで日本を縦断する「アースキャラバン」という企画に、当時小4の長男が1週間学校を休んで参加した。

今日は、その時スタッフとして長男の世話をしてくれたイノユリさんが、あの時以来のTAO来塾。素敵な家族と一緒にTAO retreat & cafeにご飯に来てくれた。

当時、明治学院大学4年生。ナマケモノ教授•文化人類学者の辻信一さんのゼミ生だった彼女•••

ゼミでは、私の親友の鎌田陽司が翻訳したヘレナ・ノーバーグ=ホッジの名著「ラダック懐かしい未来」を韋編三度絶つほどにポロポロになるまで先輩から後輩へと読み継ぎ•••

また拙著「医食農同源の論理〜ひとつらなりのいのち」を出版してくれた南方新社社長の向原祥隆さんが鹿児島知事選に出た時には選挙スタッフをしていたことを今回知りびっくり。

まったくもって、縁は異なもの味なもの♫

あれから14年の年月が経ち、長男はあの時の彼女と同じ24歳になり、彼女は結婚し二児の母となり•••私は白髪薄毛の還暦クソジジーになった。Time flies!

ランチの後、うちの息子達が小さい頃に遊び、辻さんとも裸のつきあいをした秘湯•満願寺温泉に案内♨️

寺子屋教育、伝承医療、和食、自然栽培、大和言葉、贈与経済、非電化、ふんどし、そして裸のつきあい•••
「懐かしい未来」をキーワードにした話はつきない。

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