TAO的パラドックス思考

20年前の10日間のヴィパッサナ以来〜

友人から、2000年に米国ニューヨークで開催された国連ミレニアム世界平和サミットでのS.N.ゴエンカ氏の演説のYouTube URLが送られて来た。

ゴエンカ氏の声を聴くのは、10日間のヴィパッサナに参加して以来、20年ぶり。「世界平和は、内なる平和から」〜彼の声に対立しあった会場に拍手が起こる。
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自分の内側を観察し始めると、怒り、憎悪、恨みを心に起こした時、真っ先に自分が犠牲者になると気づきます。

自分の内に起こした憎悪、怒り、恨みで、まず自分を傷つけ、それから他人を傷つけるのです。これは自然の法です。

心に負の感情が生まれると体が反応することに気づきます。体が燃える感覚、胸騒ぎ、緊張を感じて不幸になります。

そして、その不幸を自分の内にとどめておけず、他人に投げつけ続けます。周りの空気を緊張させ、そばにいる人を不快にします。それでいて、平和や幸福を語り続けるのです。

そんなことより、自分自身に今、何が起こっているかを知るべきです。自分の内を観察して、負の感情から自由になればこころが清らかになり、また自然の法が働き始めます。
心に濁りがない時、自然は褒美をくれます。

(S.N.ゴエンカ)

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