TAO的パラドックス思考

満願寺八十八ケ所巡りに観る空海のコスモロジー

「YORUMORIさらに、満願寺にある「しずの湯」の女将さんや、満願寺の坊守さんにインタビュー。満願寺と満山神社の関係、88ヶ所の現状などについて聞く。

千愛さんが小学校時代には、各地から満願寺詣でに来る達が溢れ、88ヶ所を歩く行者姿の人達も見かけていたという。

八十八ケ所巡りといえば四国のお遍路が有名だが、九州三十三ヶ所の一つが満願寺。そして、満願寺温泉地区の中にもミクロコスモスとしての88ヶ所が存在していたのだ。

大宇宙と小宇宙の照合というコスモロジーを持った空海の思想を体感するための巨大な装置だったのだろう。

先々代の満願寺住職は、かつて小国中学校で英語を学んだ恩師。その、満願寺近くで母の終の住処であるスタディハウスとゲストハウスを持つことになった奇縁。

楽健寺パン、楽健法の創始者であり山内宥厳さんや、宗教学者の鎌田東二さんとのTAO retreat でのコラボも一つのシナリオの流れだったのかもしれない。

⚫︎楽健法•山内宥厳和尚@TAO retreat

⚫︎鎌田東二京大名誉教授@TAO retreat

ヤカベー、ナカバール、コンピーラなど地名に残る数多くのへプライ語を含め、満願寺にまつわる歴史的考察を深めるための史料を少しづつ集めていこう。

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写真は九州最古の庭園、満願寺の心字の池