TAO的パラドックス思考

【君は君だから、君は君の音を紡げ!】

昨夜、北海道からの研修生を連れて、小国の人気ダイニングバー「竹蔵」へ行く。

昨年に続き、イケてる「竹蔵」オーナーの計らいで、20年来の友人SOSOこと重松壮一郎のピアノコンサートが開催。

https://taojuku.xyz/小国に即興演奏ピアニストsoso来たる♪♪/

LIVEの前に、コミュニティカフェ「縁屋」のオーナーと映画館「小国シネ•ホール」のオーナーの弟さんと4人で乾杯!

弟さんが兄貴の誕生日プレゼントに贈った坂本龍一の「NO NUKES MORE MUSIC」のTシャツ話などで盛り上がる。

目を閉じて、SOSOの音楽を聴くことで、様々なイメージが湧いてくる。森を揺らす風や、木々の間から差し込む朝日、水平線に沈む夕日を想像したり、時には鳥になって大空を飛んだり、イルカになって大海原を泳いだりと夢想してしまう。

また、東日本大震災の原発事故の時に作った曲や、広島の被曝ピアノで弾いた曲などのエピソードをシェアするSOSOに核の脅威なき世界への熱き想いを感じて胸がジーンと来る。

演奏を終えたSOSOと乾杯!研修生を彼に紹介し、しばし歓談。10数年前に、TAO塾に通う女子中学生に対してしてくれたように、彼らの率直な質問に対し、経験に基づいた温かくも信念ある薫陶を与えてくれた。

SOSOは言う。

「僕たちは自然という母から生まれ、いまも生かされている。すべての命は自然とのつながりの中で生きて、循環している。僕の音もそうありたいと願ったら、音は自然に生まれてきた。オリジナル曲と即興演奏だけ演奏するというスタイルも、どのジャンルにも属さない音楽性も、自然に生まれてきたんだ。すべての人は、生まれながらに、自分の言葉で話すようにできている。僕は、僕の音を紡げばいい。僕は僕だから、僕の音を紡ぐ」(重松壮一郎)

研修生に「君は君だから、君は君の音を紡げ」とSOSOは、自分の軸を中心に据える胆力の大切さを伝えてくれたのだろう

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