NHKは16日、「ニュースウオッチ9」で前日に放送した新型コロナワクチン接種直後に家族が亡くなった遺族たちの発言を、あたかもコロナウイルスによって死亡したと受け止められるような編集をして放送したことを、不適切な放送だったとして公式サイトでようやく謝罪した。
テレビの情報を盲信する情報弱者である高齢者が、危険な副作用のあるコロナワクチンを未だに接種し続ける日本。
虚偽、偏向、ヤラセ•••報道の闇は今に始まったわけではない。311東日本大震災の福島原発メルトダウンの際に、御用学者・御用医師・御用ライターを巧みに利用し捏造報道を繰り返した日本のマスコミを我々は信じられず、ドイツのシュピーゲル紙など海外メディアの報道を参考にしなければならなかったことは記憶に新しい。そうした事態がこのコロナ禍において再び繰り返された。
ジャニーズの性虐待スキャンダルに関しても、裁判で有罪判決が出ても報道されない日本の異常さをイギリスのBBC番組が批判したが、それに対しても、どのマスコミもダンマリ。
ジャーナリズムの要諦は権力監視にあると言われるが、スポンサーから広告収入を得ているマスメディアでは、自身の広告主を批判することは極めて難しい。
営利を目的とする民間放送に対し、NHKは、営利を目的としない公共放送として、国家の統制からも自立して公共の福祉のために行う放送に努めなければならないというのが本来の立場である。しかしそのNHK の報道にも、実際には時の政府の意向が影響してくるという認識を、我々は共有せねばならない。
今回のコロナ禍はメディアの暴走とともに受け手側の「思考停止」と「大勢順応」が生んだパンデミックならぬインフォデミックの要素も大きい。
いつか来るであろう本当に強烈なウイルスや菌、放射能事故、食糧難、災害、戦争等の混乱抑止のための教訓としたい。
また非常時だけでなく、日常的に大きな影響与えている医食農の構造的暴力を含めた⚫︎⚫︎ムラのシステムが生む弊害も。
情報メディアを批判的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き活用する「メディアリテラシー」は現代の必須科目。主権者である我々一人一人が、「第四の権力=マスメディア」を監視できる識見を持たねばならない。
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