ついに書道教室の古いストーブが壊れたので、買い換えることに。今回、様々なメーカーがある中で迷わず「コロナ」製のものを購入。
実は2年前の今頃、スリランカで、ガス給湯器で知られる株式会社コロナの会長さんの寄付で建てられたジャヤワルダナ瞑想センターで大変お世話になったのだ。
いまだに、スリランカの首都をコロンボだと思っている人は多いが、1985年にスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテに遷都されている。
首都の名前、そしてこの瞑想センターの名前の由来になっているは、スリランカの元大統領ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ。
彼こそ、戦後、敗戦国日本が米国、ソ連、英国、中国に4分割統治される可能性もあった中、サンフランシスコ講和会議で、原始仏典ダンマパダを引用し「憎しみは憎しみによっては止まず、愛によってのみ止む」と熱弁し日本を救った我が国の恩人！
「紛争」と「病気」の根源を考えていく中で、スリランカという国は実に興味深い。2年前の今頃、紛争解決平和構築学の博士論文のフィールドワークで、この瞑想センターのあるピンククォーツマウンテンを2度目の訪問。大変お世話になった。
しかしながら、このコロナ禍で株式会社コロナは、社名が新型コロナウイルスを連想させることにより、社員とその家族が心を痛め、不安を感じているとの声を受け、社長さんが一昨年新聞に緊急メッセージ広告を出すというハメになってしまった。
本来、素晴らしい語源を持つ素晴らしい名前なのにイメージダウンを余儀なくされているコロナ！コロナビールと共に逆境を逆手にとってがんばって欲しい♪
#コロナ #スリランカ #ジャヤワルダナ #逆境を逆手
