TAO poccoに宿泊した若いタイ人夫婦、「井の中の蛙、大海を知らず」にならぬよう、お金を貯めては、色んな国に出かけて異文化体験をしているという。
TAO塾に連れて行き、禅寺の朝のお勤めのような玄米ぽんせん作業「ぽん禅」を見学•試食。そして、人生初の「書道」に挑戦してもらう。
大人クラスのシニアの方々が温かく彼らを迎え入れてくれる。
老人保健施設で働く方が、日本の味噌、醤油などの発酵食品の話をしてくれたり、黒川温泉の女将さんが「小国弁も覚えて帰ってもらいましょう」と提案してくれたり•••
TAO塾に貼ってある様々の国々で購入した世界地図のコレクションを紹介した後、「井の中の蛙、大海を知らず」の教えで世界の「広さ」を”知る”ことも大事だけれど、「書道」は世界の「深さ」を”体感”する世界であると説明。
ヨーロッパがルネサンスで、大聖堂に巨大な天井画を描き、天動説、地動説を議論しながら宇宙の「神秘」に目を向けていた時代、日本では禅の精神文化が茶道、華道、武道、建築、造園、書、陶芸と様々な分野に影響を与え、引き算の美学で「幽玄」なる世界を掘り下げていたのだ。
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さ(蒼さ)を知る」
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