【俺のアニキはPay it forward(恩送り)の自遊人】
リサイクルショップ「地球村」を経営しながら森づくりなどの環境活動を推進し、雲仙普賢岳火災流被害以来、百戦錬磨の防災士として活動している島原のアニキにパートナーと一緒に会いに行く。
4年前に講演させてもらった大正ロマンなカフェ「青い理髪館工房モモ」でオーナーと合流し、昭和レトロな食堂「杉の木」でランチ会食。丁寧な暮らしの智慧の美しさについて歓談。
アニキ直々の解説付きで「湧水庭園•四明館」「喫茶ケルン」「江東寺•涅槃像」「眉山治山祈念公苑•観音像」「火災流跡•千本木展望所」「世界最小•白土湖」「日本3大薬園•旧島原薬草園」等を案内して頂き、19歳のヒッチハイク日本一周旅の話から今日までの喜びと悲しみの歩みを聞かせてもらう。
夜は、以前アニキがTAO塾に連れてきた島原の女神3人と嬉しい再会。一同、アニキのペイフォワードに快なるキャッチボールの連鎖。クリスマスを前にリアルサンタに出会えた夜に乾杯♬
相手からの感謝や他人からの評価という「見返り」を求めるのは「贈与」でなく「交換」。過去に受け取ってきたものに気づき、純粋にお返ししたいという気持ちが贈与。サンタクロースは贈与者を名乗らない。
「(キャッチボールは)こちらが投げる、あちらが受け取る。あちらが投げる、こちらが受け取る。それだけ。別に何も生み出していません。でも、ボールを受け取るときには、グローブが『ばしん』と小気味のよい音を立てて、掌に持ち重りのするボールが届けられる。それを投げ返すと、今度はむこうのグローブが『ばしん』と音を立てる。何も価値あるものを生み出しているわけじゃないけど、なんとなく幸せな気持ちになる。それはボールが送られるごとに、『あなたがいてくれて、よかった』という祝福の言葉がそれに添えて送られてくるからです」(内田樹)
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