明日5月1日〜5日TAO retreat & cafe毎日営業ということで、雨の中、TAO塾工房で一日「ぽんせん職人」。
15年以上前に、楽健法の山内宥厳和尚に倣って始めた「週一職人生活」。
「師農工商」其々になりわいがあるのは不耕貪食のソフィストに陥らないバランス感覚を取るのにとても有効だと感じている。
非電化工房の藤村靖之さんが書かれた「月３万円ビジネス」という本の中にTAO塾が紹介されてビックリしたこともあった。
「僕たちは依存度を高めることによって経済を大きくしてきました。依存がある程度を超えると様々な問題を引き起こすのは世の常です。」（藤村靖之）
TAO工房は工場制機械工業以前の家内制手工業。
無農薬玄米と天日自然塩の「丸ごといのち」の結晶を一枚一枚心を込めて焼いて行く！
しかし、たかがポンセン、されどポンセン。
達人の境地に立つのは中々難しい•••
かつて松原泰道老師から「無心になるのは難しい。まずは一心不乱になること」と教えられた事がある。
凡人の私は座禅や瞑想で一心になることさえ難しいが、そんな私でも「ぽんせん作り」に集中すると、時々、人馬一体ならぬ手動ぽんせん機との一体感を味わい、三昧の妙味に観照の快を見出す時がある・・・
ぽんせんを焼く音もリズムも、そして出来上がりの形も一定で、自分の存在が一つのプロセスにとけ込んでしまう感覚•••
うーん•••名付けて「ポン禅」・・・笑！
コロナ禍で広がる様々な問題が気になる日々だが〜
着眼大局 着手小局！
目に前に突きつけられた現実を全体的に俯瞰し、今ここでやることに集中！
「全体的に思考して、局所的に行動せよ。」（バックミンスター•フラー）
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