TAO的パラドックス思考

医療保護入院の闇を痛感!

昨日は、熊本大学大学院で紛争解決学を教える石原明子准教授のご縁で、TAO retreat & cafeにランチ、そして宿泊に来られた女性と弁護士のお二人から、まるで、TVのサスペンスドラマのような胸が締め付けられるショッキングな実話を聞く。

10数年前、この女性の旦那さんが自殺。大きなショックを抱えた中で、警察対応、子供達の世話などで多忙を極め、体調を崩していると姉から「少し休んだら?」と声をかけられた。

しかし、姉に連れて行かれた病院は精神病院!それは、本人が入院に同意したものではない、精神疾患にでっちあげられた強制入院だった。その後、相次ぐ投薬と身体拘束•••

そして、なんと、彼女が入院させられている間に、夫の死亡保険金3300万円が姉によって引き出されてしまう•••

その後の姉を含めた家族、病院、銀行などとのやり取りは、聞くに耐えないような話の連続、裁判の様子などを詳しく聞かせてもらい、心引き裂かれるような時間を共有した。

家族の同意によって、本人の意思に反して精神科病院へ「医療保護入院」させられる日本の精神疾患をめぐる強制入院制度は、国連その他諸外国から「家族の間に利害関係がある場合悪用される可能性がある」と問題点を指摘されていることは、TAO塾に来られる精神薬害問題に関わる友人の医師や元患者さんらから聞いていたが、これほどまでに酷い日本の現状を生々しく本人そして弁護士さんから直接聞くのは初めて!

命の根幹に関わる日本の医食農の「構造的暴力」の闇は深い。

この闇を見つめることは、現代社会の様々な問題の根っこに繋がる大きなヒントを与えてくれる。

看護師という医療従事者でもあり薬害問題にも詳しい彼女、そして、頭脳明晰にして卓抜なる「聴く力」を持つこの弁護士さんの声を聞く機会が増えていくことを望む。

今回、熊大石原研究室では、彼ら2人を特別講師に事例研究会の他、看護学校等でも講演が予定されているが、今月末、来月初めと2回、一般参加もできるzoom報告会が企画されるらしい。詳細がわかったら、またご紹介します。

ネイティブアメリカンや縄文人に学び、対等の立場でお互いの想いを伝え合う社会を目指したい!

昨日、一緒に縄文の磐座、温泉を味わった彼等と、これから小川のせせらぎ、小鳥のさえずりをBGMにTAO retreat & cafeのテラスで朝食を囲む。

#紛争解決学 #医療保護入院 #構造的暴力 #精神薬害 #ハワードゼア #修復的正義