長年、地元小国町で歯科医療に携わってこられた先生も今月末で引退、閉院されることを決意。
元々、TAO塾に通っていた子どもさん達を通してのお付き合いだったが、その後、「小国郷自然環境の未来をつくる会」（略称:環境の会）で一緒に活動。
96年、97年と2年連続で600人の参加があった環境活動家の高木善之氏の講演を主催した時は、私が編集を担当させて頂いた「美しい小国郷を子ども達に」という本を共同出版。
「リサイクルの前に、リペアー、リユースを」と題する「歯からPC、おもちゃまで」何でも修理できる名人である先生らしい記事を執筆して頂いた。
米寿を迎える私の母が、全ての歯が虫歯一本もない健康な状態で、映えある「熊本県歯科医師会長賞」を受賞出来たのも、日頃からのケアを指導して下さった甲斐田先生のお陰。
ささやかなお礼に、花をプレゼントさせて頂いた。
その後、診療の後に話を聞いてもらいたいと言われ、歯科医院の近所の従兄弟が経営する「コトブキカメラ」、地元の歴史に詳しいオーナーが経営する「北里時計店」で暫し歓談した後に、甲斐田歯科に再び戻る。
甲斐田先生から、熊本市で歯科医院を開業した息子さんや娘さん達の近況を伺った後、思いがけない甲斐田医院閉院後のスペース活用についての相談あり。どこまでも社会貢献とクリエイティブ魂の衰えない先生の熱き生きる姿勢に感動。
かつて、次男が乳歯と永久歯の違いについて興味を持ったときに、歯のモデルを使って構造学的に詳しく解説してくれた時のことを思い出した。
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