カフェの仕事を終え、「ミツバチ先生」大屋敬一さんと一緒にTAO食育菜園の日本ミツバチの分蜂作業。
巣の中をスマホビデオで撮影してみると、六角形の巣房と違うタコの吸盤のようなお椀状の巣房が見える!これを王椀と呼ぶらしい。(写真右)
働き蜂がこの王椀を作ると、女王蜂がその中に受精卵を1つ産み付け、産卵後3日で孵化。幼虫になると王椀の中に栄養たっぷりのロイヤルゼリーが王椀に入れられ体も急成長。
王椀の壁も増築され、最終的には王椀の入り口が完全に塞がれた完全個室の巣房•王台(Queen Cell )になるという。
王台の中でロイヤルゼリーを食べ尽くして大きく育った幼虫は繭を作り、サナギ になり、羽化間近になると、外から 働き蜂によって、王台の先端部分のロウがかじり取られ繭が露出。
参考書には、女王蜂の羽化を助けるこの王台先端の繭の露出は、日本ミツバチに見られる特徴で、西洋ミツバチには見られないと書いてある。なぜだろう?日本ミツバチが日本人の特性に似ていると聞くがこれもまた•••?
その後、成虫となった女王蜂は、繭を破って王台から出て行く(出房)♫•••という流れだが、冬の寒さに随分減ってしまった蜂たち、今年も無事に分蜂されることを祈る!
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