焚き火を前にして 沈黙が続く
言葉にならぬその悲しみの深淵さを感じる
心の奥底から湧き上がる 無言の叫びを
どうしたら そのまま受け止めるられるのだろう
静かなる悲しみの海に漂うような
この世の全てが止まってしまったかのような時間
慰めの言葉も 励ましの言葉も浮かばない
自分の無力さだけを噛み締める時間
火が弱くなっていく
チリチリと音が小さくなってゆく
火は
ただ共にあること
寄り添うことを黙って教えてくれる
今の自分にできることは
火の上に また小さな薪をくべることくらい
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