TAOリトリートの「自遊の森」の中を流れる川は、”ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず”の年中流れの絶えぬ川ではあるが、水深がわずか2センチしかない泳げない川。
しかし、5年程前、浮き輪を持って川へ遊びに行った親子が「泳げなかったけど、浮き輪を枕に川で寝れて面白かった」と言ってくれたことに端を発して、違う方向へ愉しみを見出すことになる•••
川底が、かつて流れ出た火砕流が溶けて固まった700m以上にわたって滑床の巨大な一枚岩になっていて、なんと川の中で岩盤浴のように寝ることができるのだ。
これが、なかなか気持ちいい♫
最近は、夏にTAOリトリートに来られる人達には、水タンクと水着持参でおいでくださいと伝えている。
水タンクは、近くで湧き出る立岩水源や池山水源で美味しい天然水を持って帰ってもらうため。そして、水着は「寒の地獄」の冷泉で「陰極まって陽」を味わってもらうだけでなく、水泳ならぬ滑床岩盤寝を楽しんでもらうためだ。
昼間、川寝をして水の流れに身を任せ想念、情念を「水に流し」、夜は焚き火を囲んで「フロー(流れ)」に任せたスローダイアローグを楽しむ〜中々気持ちんよか流れだ😊
中国のニ大思想「儒教」の孔子も「道教」の老子も「水(川)」に生き方を学べという。しかし、その捉え方は実に対称的で、孔子はそれを「絶え間ぬ努力の象徴」として捉え、老子はそれを「何事にも抗うことなく生きることの象徴」として捉える。
「制限」は人を不自由にするが、「制限」こそが創造性を涵養する力にもなる♬
#川寝 #制限 #老子 #フロー #スローダイアローグ #TAOリトリート #自遊の森