昨年に続き、小国町教育委員会の依頼により町営の塾「小国地域未来塾」の主任講師をすることに。昨日は今期初の英語の授業。
参加10名の生徒たちの自己紹介をしてもらうと、お父さん、お母さん、さらにはお祖父ちゃん、お祖母ちゃんまで知っている生徒たちも多く、そっくりな顔に私の教育の原点映画「二十四の瞳」の有名なシーンを思い出す。
主人公の大石先生は、軍国主義教育はいやだと退職するが、戦争が始まり、男の子の半数は戦死し、先生の夫も戦死し母親と末娘も相次いで世を去る。戦後、中年になった先生がまた分教場に戻り教鞭を取り始めた時のシーン。
生徒の中にはかつての教え子の子供もいて、親とそっくりなその顔•顔•顔を見るや大石先生が泣き出すあの光景。東京池袋の文芸座で私も頬を伝う涙を止めることができなかった。
私が大学時代、教育実習を母校小国中でやったこと、そして中学時代は今や伝説の卓球部で朝から晩まで汗したことなども話す。
生徒たちと授業のやりとりをすればするほど、自己の奥深き内面からあふれ出てくるエネルギー!我が人生における教育へのミッションを改めて自覚した2時間だった。
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