20年ほど前、TAO塾の外国人をゲスト講師にした「世界人講座」でドイツ人による「環境先進国ドイツ」と題したお話会や、自己実現した生き方を学ぶ「社会人講座」でドイツに職人留学してハム•ソーセージのドイツ国家認定マイスターをとり、故郷小国町で開業した杉本和喜さんのお話会をシリーズで企画したことがあった。
それらの話を聞いた生徒の1人が、熱くインスパイアされその後、ドイツに12年間留学し、腕に無数の火傷を負いながら、ついに国認定のマイスターとなり帰国。そして数年前、杉本先輩に続いてパン屋さんを開業。
昨日は、TAO retreatで研修宿泊されたゲストの皆さんに、小国町が誇る2人のマイスターを紹介し、しばらく歓談。
先週から始まった町営の塾には、杉本さんの息子さんも参加。お父さんと瓜二つの顔に「もしや杉本君の息子か?君もいつか世界へ跳び立つか?」と聞くと、「はい!」とニコリ。「やっぱり、お父さんと同じくドイツへ行くか?」と問うと「いや、僕はお父さんと違う国に行きたい!アフリカとかいいかなと思ってます!」と目をキラキラさせて答えた。
親をリスペクトしつつも、己の道で、親を越えようと思う青年の志に触れてとても嬉しくなった。
「親を超える」というのを英語でOutshine the parentsと言ったりする。とてもステキな表現に想う。
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