今年7月15日、熊本地震で被災した南阿蘇鉄道が7年3ヶ月ぶりに全線開通し大きなニュースとなったが、同日、旧東海大学阿蘇キャンパス内に「熊本地震震災ミュージアム KIOKU」が開館されたことはあまり知られていない。
私も昨日初めて、グリーンストック主催の研修で行ったが、かつて大阪正食協会の外部編集委員をしている時に、九州東海大学農学部の片野学教授のインタビューをしに訪ねて以来。
展示や映像、そして語り部との交流で、熊本地震を追体験できる様々な工夫がされていて、人気の漫画ONE PIECEのロビン像や活断層の動きを示す地割れなども近くで見学できる。
語り部は、驚いたことに2020年の「熊本豪雨水害」で、南阿蘇からTAO塾に毎日ボランティアに通ってくれていたHさんでビックリ。
話してみると、震災ミュージアムは県の施設だが、彼が勤務する南阿蘇観光局が指定管理で運営しているとのこと。
恐怖と悲しみを思い出すシリアスな内容の施設だが、Hさんの人柄と福井弁?の独特の訛りがなんとも人間味があり、時に笑い時に真剣に自然体で話を聴くことができる。
「KIOKU」と言う名の震災ミュージアム!オススメです!
そういえば、昨日8月29日は、稀代のパーマカルチャリスト•デジャーデンゆかりが天に召された日でもあった。あれから、14年かぁ〜。前日8月28日が愛する祖母の命日でもあり線香を灯しながら”記憶”の回廊を歩む。
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