TAO的パラドックス思考

禅僧と 語らい深し 秋の月

知人の紹介で、北の景勝地として名高い青森の十和田湖より素晴らしい禅僧の方がTAO来塾。

曹洞宗高雲山観音寺住職である前田憲良さんご夫妻、「半僧半俗」で会社を経営されているお弟子さんの櫻井新吾さんご夫妻一行5人がTAOリトリート宿泊。

縄文の磐座•押戸石→北条氏ゆかりの満願寺温泉入浴後、北里洋子先生の食養精進料理を会食。

私が学生時代に「南無の会」というところでアルバイトしていた時にお世話になった松原泰道先生、無着成恭先生、中野東禅先生ら禅僧の方々の話やTAOの話をすると「元々、仏教などとは呼んではなかった。仏道というのが正しい」という話から宇宙法則としての「道」について興味深い話をして下さる。

ヨーガ哲学、量子力学、古神道、脳科学を総合的に深く研鑽されている前田老師の下で、京セラの稲盛和夫さん等も禅を学んだらしい。神仏習合、決定論と自由意志、変性意識、禅定、宮崎駿•••話は尽きず、夜遅くまで歓談。帰宅前、空を見上げれば神嘗祭を祝うが如き満月が輝いていた。

満月の 光が照らす 満山に
二元を超ゆる 深淵を観ゆ

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