我が「人生のアニキ」の一人、建築家の川原良一さん永眠!
出会いは、今から27年前、手作り巨大スピーカーのある浮羽のカフェ「森の家」。川原さんはそのカフェの隣で八角形の木の家を作っていた。「カタチが人体に及ぼす影響は大きいんだよ!」これがアニキが私に声をかけてくれた第一声だった。
キルト作家の山口怜子さんらと共に私の結婚式に出席してくれ、地域おこしに取り組む坂元英俊さんと中村クリニック院長と私の鼎談会@北里公民館を企画してくれたりもした。
「名」「数」「形」「音」といった独自の視点で、この世界の「構造」を深く探求している川原のアニキとは、互いの家を泊まりあい、随分と語りあった。私にもう少し数学的頭脳があれば、もっともっと彼の世界をしっかりと言語知まで落としこめたのにと思うと、悔しい思いがしてならない、、、
2019年には、杖立温泉の人気旅館「よろづや」で、オーナーシェフ•穴井太一さんの素晴らしい料理を、小国中卓球部の後輩で腕利きの建具職人•時松知亜喜の素敵なテーブルで会食しながら深夜まで話を伺ったことも。
バックミンスター•フラーのベクトル平衡体、カタカムナの「い」と「と」、易の河図絡書の間違い、ルドルフ•シュタイナーの構成三要素と三種の神器、変性意識マトリックスと魔鏡、9×9と8×8の決定的な違い等の意味するもの•••
川原のアニキとのダイアローグは、いつも7、8時間以上になることが常だった。一級建築士の人だったが、その建築の元になる哲学的本質を深く掘り下げる求道の人だった。
私の息子達を海に連れて行ってくれたり、私が学生時代に仮説実験授業について学んだ、当時広島大学で教鞭をとっていた城雄二さんを、TAOカフェに連れてきてくれて火鉢を囲み炭素循環農法談義をしたり、フェアトレード有機珈琲の中村隆市さん、ふじいもんと4人で話し込んだり、UFO番組のTVディレクター矢追純一さんと3人で寿司屋で語り合ったり、バックミンスターフラードームのミニチュアやテンセグリティを一緒に作ったり、、、と思い出は尽きない。
⚫︎2022年12月 川原さんが、スローフード大賞の武富勝彦さんと、土壌生物学者の染谷孝佐賀大学教授と、私の3人講演を企画してくれた。
https://taojuku.xyz/伊万里で《医食農同源》話をするの巻/
⚫︎2023年6月 小国郷に来た縄文さんこと雨宮国広さんと、3人で話をしたことも。
https://taojuku.xyz/縄文さんが阿蘇小国郷にやって来た!/
川原さんが観えている「この世の仕組みと仕掛け」の話をもっと、もっと、もっと、聞きたかった。
これまで、ボイスレコーダーに録音した川原さんの話しは多分10時間以上あると思う。今や、それを聞き返すことしかできない……..
#人生のアニキ #川原良一 #フラー #ベクトル平衡体 #カタカムナ #究極の解答 #冥風 #テンセグリティ #ジオデシック