ホリスティック医学

「身土不二」の伝統食と健康な歯の関係

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《昨年の今日》は、地元小国町の巨樹•下城大銀杏に母を連れて行った記事が出ている。今年も幼馴染の同級生らが中心となって祭りが開催され賑わった模様。しかしながら、今年はこの写真に比べると随分と色づくのが遅れているようだ。

https://taojuku.xyz/眩い紅と黄〜母を連れて地元紅葉の名所へ/

《11年前の今日》は、香川県高松市から松見歯科診療所の院長ご夫妻がTAOリトリートに宿泊に来られたときの記事。

愛犬と共に、大量のビールを持参されてきたのにはビックリしたが、愉しい「飲みニケーション」に乾杯をした。

そして、近代食によっていかに人間の歯や骨格に変化が起こったかについて、アメリカの歯科医ウェストンA.プライスが書いた「食生活と身体の退化」という名著をテキストに様々な興味深い話をしてくれた。

著者は、スイスの孤立した村、スコットランド沖の離島、エスキモー、カナダの部族インディアン、フロリダのエバーグレード、南海諸島の人々、オーストラリアのアボリジニー、ニュージーランドのマオリ族、ペルーやアマゾンのインディオ、アフリカの部族など文明と接触のない世界中の孤立した人々を訪ねて、彼らの健康と身体の発育調査をした。

伝統食を食べている場合は、均整の取れた幅の広い顔を持ち歯は真っ直ぐだったのが、西欧的近代食の流入により虫歯が増え、歯並びが悪化し、骨格が変形そして、様々な病気が増える原因になったことを沢山の写真を通じて指摘。

貧農の家庭で、粗食で育った私の母は、全ての歯が揃い、虫歯一本ない。熊本県歯科医師会長賞を受賞。まさに、「身土不二」〜その土地にある伝統食を食べて育った賜物なり。

「肉体でも、精神でも、また道徳面でも退化を防止するうえで、先住民の方が近代化された集団よりも優秀なのはなぜだろうか。 その唯一の答えは、先住民が大自然の法則に従った生活をしていることである。 先住民の食事は多種多様であるが、そこにはある共通の特徴がみられる。 病気に対する免疫が高く、奇形が見られないということ。その地域で採られている食物は、身体の形成、回復物質を適切に供給してくれる食物なのである」(ウェストンA.プライス)

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