意を決して、中学時代の思い出の品をついに断捨離することにした。
今や、フィールドホッケーの町と呼ばれる小国町だが、かつては卓球が盛んで、私が所属した小国中学男子卓球部の5級上の先輩達は全九州大会で優勝したこともある強豪校だった。
中1の頃はフォームを固定するためだと素振り三昧。中々、卓球台にはつかせてもらえなかった。玉拾いばかりの毎日だったが、今に思えば、音楽才能教育の「鈴木メソッド」のようにその禁欲的な状況が熱意と想像力を育んだようにも感じる。
先輩からのシゴキに耐えながら、憧れの選手を目指して早朝練習に夜間練習、中学3年間どっぷり卓球漬けの日々となった。お陰で中3最後の中体連では個人•団体ともに熊本県3位になれ、なんと元世界チャンピオンの長谷川信彦さんも小国に来てくれることに!
小国中卓球部廃部以来、自宅で活用していた卓球台を今回、手放すことにした。中学時代の汗と涙の思い出の結晶、そして子供達や生徒達とも沢山楽しませてもらった卓球台との別れは辛いものがあった。
しかし、ゴミ処理場で働く一級後輩が、その辛さを深く共感してくれたことで心癒され、卓球台にスッキリ別れが告げることができた。深謝!
来週、中学時代の卓球のライバル達と、思い出の地で再会することになった。きっとまた、忘れてしまった記憶の扉が開くに違いない。
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