TAOリトリートステイ中のドイツ人ファミリー達と、森林の思想と砂漠の思想、農耕民族と遊牧民族の「複眼思考」の議論から、国によるボディランゲージやハンドサインの違いをシェアしあう。
所変われば品変わる〜日本では、授業中、先生が問題を出したら、挙手して答えるのが普通だが、ドイツではナチス敬礼を思わせるということでご法度。
教師も「わかる人は手を上げて!」とは言わず「指を上げて!」と言うらしく、生徒達は人差し指を上げるという。(フランスなどでも同様とのこと)
人差し指と中指で作るピースサインも、日本で写真を撮る時のお決まりのポーズだが、海外ではほとんど見かけない。
一説では、第二次世界大戦中、イギリスの首相チャーチルが勝利を意味するビクトリーの頭文字のVの意味で使っていたらしいが、ベトナム戦争の最中、「Vサイン」=「戦争」というイメージを逆手にとって戦争自体を無くそうという思いで、平和を意味するサインに変わっていったと言われているが今では廃れている。
一方、日本では80年代以降、顔横でピースサインを作って喜びや楽しさを表現するポーズとして再ブームとなった模様。
しかしながら、日本の女の子が写真を撮るときによくやる口を挟む形のピースサインは、アメリカ等では性的に相手を挑発する意味を持つので要注意!
挨拶の仕方も、日本のようにお辞儀をする国もあれば、欧米のようにハグをしたり、中にはケニアのキユク族のようにツバをかけあう国もある。
ツバをかける〜なんと不潔で侮辱的な事をと思ってしまうが、彼らにとっては唾には魔除け的な意味があり、「良いことが訪れますように」という願いが込められていると聞く。
世界平和のための大きなアクションでなくとも、阿蘇の山の中のささやかな異文化交流の中に、宗教,イデオロギーその他様々なフレームを越えた多文化理解や、紛争に対する視点の多様化をはかりたい。
貴方は異文化体験での驚きエピソードありますか?
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