TAO的パラドックス思考

キリスト教にみる食と農と平和

毎月一回のキリスト教勉強会に参加。
今回はいつもの瀬の本ユースホステルではなく、メンバーの一人の女性が住む”素”的な古民家。

かつてホテルニューオータニで経営者対象の私の講演を企画して頂いた日野栄治さんのご実家。

しばし、雨音と共に、彼女が好きなアルヴォ•ペルト「鏡の中の鏡」のシンプルなピアノの音色に浸る。
あのミヒャエル•エンデの迷宮の物語と同じタイトル。

今回は、創世記にある「主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくった」という一節から、キリスト教と農業というテーマで議論。

宮崎暢俊元小国町長の中高同級生でオーストラリアで大規模な牧場を経営している人等も参加していて、トルストイ、北御門二郎、武者小路実篤、宮沢賢治、愛農学園•••などの話で盛り上がる。

夕方、支援学校の生徒への授業。
同級生の施設長と、先日の還暦同窓会の話しに加え、子ども食堂と農福連携などについてしばし歓談。

10年程前、三重県に住む親友の鎌田陽司宅で愛農学園の校長先生と会食する機会があったが、愛農学園の創設者•小谷純一はこんな言葉を残している。

「人生究極の目的は「自分を愛するように、あなたの隣人を愛しなさい」という聖書の言葉の実践である。隣人愛の実践はいのちの糧を生み出す農業である。それは、沢山のいのちと生きていき、平和を作ることになる」

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