東京で創業約100年の老舗漢方相談薬局を経営されているオーナーと1年ぶりの再会。
毎年、私の「東洋医哲」講演を企画してくれているのだが、昨年はコロナ禍であえなくキャンセル。
今回はクライエントのサポートで急な東京出張。会う時間が取れるかどうか分からなかったので連絡も取らずにいたのだが、仕事のメドがついたのでサプライズ訪問。
私が最近「町の工作室」ファブラボで作った地元小国杉のパズルなどをプレゼントとすると夕食でもしましょうということに。
「僕のおじさんのお店が広尾にあるのでそこに行きましょう!」と連れて行ってくれたのは、なんとラグビー界のレジェンド松尾雄治さんが経営する西麻布の会員制バー。
あの新日鉄釜石で主将をつとめ選手兼監督として日本選手権で7連覇を達成した伝説のラガーマン!現役引退後も、スポーツキャスターとして活躍し、東日本大震災の時には、被災した岩手県釜石市の復興のためにNPOを立ち上げラグビーを通して復興支援をされた記事を新聞で読んだ気がする。
老舗漢方薬局4代目の若き青年社長の思わぬサプライズ演出で松尾雄治さんと3人で嬉しい乾杯!
私が松尾さんは野球で言えばミスタープロ野球の長嶋さんのような”神”的存在ですものね〜と言うと、いや〜長嶋さんはメッチャ面白い人でね〜と「私が車運転してると平気で右に左折して!なんて言う人で参っちゃうよ」と爆笑の長嶋語録を色々聞かせてもらった。
私の幼馴染の同級生が、芸能人相手のヘアメイクをやっていて上京する度に、歌手や女優や落語家さんなどと一緒に会食する機会を作ってくれる。一芸に秀でるその道のプロとして名をなしている人たちとに色々質問しながら直接話しを伺うのは実に面白い!
彼らの波瀾万丈の歩みに、人生の極意を教えてもらえたり、中々他では聴けない華やかさに隠された裏話まで聞かせてもらえる。表裏一対の光と影の存在を知ることができるダイレクトなエピソードは東洋医哲の「表大なれば裏大」を感じられるの貴重な実話例になる。
青年社長との会話も、易や漢方の古典の話から、最新医学や話題の音声SNS「Clubhouse」の話まで話題は尽きない。彼の柔軟な知性と感性と実行力は極めて秀逸。今夏コラボ講演をすることに!
松尾さんが世界一旨いと自画自賛されたカレーはスパイス配合が絶妙で本当に美味しく、彼のニューミュージック系のカラオケ熱唱に刺激され、私も尾崎紀世彦の「また会う日まで」で対抗(アラ還世代!)
話は、医療問題から教育論、はたまた紛争解決平和構築学まで盛り上がる愉快な愉快な夜となった!
「やらされているのは嫌なものです。やらされて上手くなる者はいません。やらされる3時間より、やる気の30分。」(松尾雄治)
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