阿蘇地域振興デザインセンターの江藤訓重さんのご紹介で、鳥取大学地域学部で教鞭をとる筒井一伸教授の「学びが地域を創る〜地域を育てる学力と関係人口」と題した講演を聴く。
日本全国から生徒が集まる「島留学」で有名な島根県立隠岐島前高校のほか、筒井さんが主になって関わった兵庫県の村岡高校について興味深い事例報告。
東京時代、禅を学んだ松原泰道先生が主催する勉強会でお会いした曹洞宗の僧侶でありベストセラー「山びこ学級」で知られる教育者の無着成恭先生と同じく、浄土真宗の僧侶であり日本のペスタロッチとも呼ばれた教育者の東井義雄先生の話も聞けて良かった。
私が大学卒業時に書いた「創根」という小冊子のタイトルは、東井義雄先生の著者「根を養えば 樹は自ら育つ」(柏樹社)に触発されたものだった。
会場には、小国町の教育長、教育委員会事務局長、野村卓馬さんほか教育関係者に混じり、塾の卒業生のS君にも会えてしばし歓談。中学時代から日本の政治経済に興味を持っていた彼も、高3になり受験する大学学部も定まってきた模様。今、塾で学んでいる弟君の話しなどで盛り上がる。
帰宅後、彼に東井義雄先生の「自分は自分の主人公」という詩をメールで送る!
「自分は自分の主人公」東井義雄
世界でただひとりの自分を創っていく責任者
自分を乗り越えては
もっと大きい自分を創っていく
もっと豊かな自分を創っていく
もっと強い自分を創っていく
もっと確かな自分を創っていく
もっと深い自分を創っていく
自分を創るのは自分以外ないのだから
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