今日10月3日は日本のマザーテレサとまで言われた佐藤初女さんの生誕100周年。
彼女の主催する青森県岩木山麓の「森のイスキア」には、全国から心と体を癒しにたくさんの人たちが訪ねていた。
4年前、沖縄で講演した時に、彼女の遺志を繋ぐ池博美さんのレストラン「めぇみち」で懇親会があった。
与那国島の源流塩、ゴーヤー味噌、ニガ菜グルクン、納豆と勝連もずくの柚子胡椒和え、たっぷりの鰹節にお湯を差しお味噌をお好みの量で溶かし山椒をかけて食べる「かちゅー湯」など沖縄の味わいを満喫。
池さんの瞑想的と表現したくなるような柔らかで静けさと温かみを感じる「おむすび」を箸を使わず直接素手で頂くと、心まで丸くなるような気分。初女さんゆかりの「海のイスキア」もステキなところだった。
池さんの他、9年前「シュタイナー教育」のライヤー奏者•池末みゆき先生と一緒にTAO retreatに宿泊に来られた「ガイアシンフォニー」の龍村ゆかりさんや「懐かしい未来食」の天野朋子さんをはじめ、生前初女さんに直接薫陶を受けた有志たちが各々の場所と表現で、彼女のお料理の心を今も継承していっている姿を、初女さんも草葉の陰からきっとにこやかに見守ってくれていることと思う。
愛深き初女さんは、こんな言葉を遺されている。
「人は自分が満たされて喜びを感じると、かならず他人のために何かをしようと、気持ちが変わってくるものなのです」
「揺れてもいい。芯が通っていれば、揺れながら成長し、大きくなっていく。それは人も白樺も同じ」
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