TAO的パラドックス思考

借りを作り、借りを返す、循環のえにし

病院での5日間のインターンを終えた次男と合流。リハビリの現場で実習させて頂くばかりでなく、医師、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の先生達に対して、脳と機械を繋ぐBMI(Brain Machine Interface)神経工学のプレゼンをさせてもらう充実した日々だった模様。貴重な機会を頂いた悠紀会病院理事長の反後敏夫さんに心より感謝。

その後、友人の日系ブラジル人のセバスチャン宮﨑医師宅へ。熊大医学部で博士号を取得した彼とは、講演、対談、食養料理教室、パネルディスカッションなど沢山のコラボをしてきた仲。

ブラジル留学前には彼の地の貴重な情報を教授して頂いた。旧知の奥さん、次男君ら3人と再会して医用工学研究所での研究の話や現地での暮らしについてシェア。日本とブラジルの国民性や文化の違いの話、失敗談などで終始爆笑の時間。奇しくも彼の誕生日ということでブラジル珈琲で乾杯し、ポルトガル語のHappy birthday to youで祝福!

出発前のツーショットシーンと同じ設定で再び写真。ラテン気質はダンスを愛した私の父親譲りかも🎵

⚫︎ ブラジルに旅立つ前に
https://taojuku.xyz/次男の「出立」を前に/

東京出張から帰って来たばかりの星子文さんとは白川公園の喫茶店で歓談。中学3年の時にTAO retreat & cafeでランチ会食して以来の8年ぶりの再会。

熊本を代表する自然食品店ピュアリィでの私の講演で出会って以来、講演、対談、食養料理教室、映画上映など沢山のコラボををさせてもらっている仲。

熊本に油田を!と家庭から出る廃油を国内最高、世界第3位の高品質バイオディーゼル燃料に精製し、今では日本各地の飛行場その他で利用され、先の東京五輪や来る大阪万博でも活用。熊本市長を4期16年務めた星子敏雄さんの孫娘だけあって熊本を足場に世界へ向けて日本の素晴らしさを発信。次男にも前回同様、世界に目を向け、チャレンジしていく姿勢を熱くインスパイアしてくれる。

そして、8年前の同じ構図で、これまたツーショット写真。彼女も次男の身長の伸びにびっくり!

⚫︎ 8年前のTAO retreat & cafeランチ会食
http://taopot.blog82.fc2.com/blog-entry-3230.html?sp

夕食は、高専→大学→大学院と同じ歩みをし、熊本から大阪、東京まで自転車旅をした大親友の松岡伸龍君宅で会食。

伸龍ママと久しぶりに話すとビックリ!
なんと彼女は、私が大変お世話になった公立菊池養生園名誉園長の竹熊宜孝医師の娘さんの看護学校時代の一年後輩で寮生活を共にしていた仲であることが判明。

娘さんとは、彼女がカナダ留学時に、竹熊先生と一緒に私が留学していたアメリカのKushi Institute(KI)にツアーで来られて、私がキャンパスを案内し、竹熊先生の講演を企画させてもらった時に出会った仲!

当時、KIの農場は愛媛で福岡正信に学んだアメリカ人男性が有機農業から福岡式自然農に切り替えていた時期。竹熊先生がいきなり農場の土を口に入れ、「ここも養生園と同じく馬糞が入っとるなぁ」と感想を漏らし、同行の日米研修ツアー参加者が驚いていた顔は忘れられない。

その後、竹熊先生の講演では、娘さんが通訳したのだが、そこは父娘の関係。講演の途中で熊本弁で竹熊先生に「主語ば言わんね!分かり難かたい!」とツッコミ入れる様子が会場で1人熊本弁を理解する私にとっては笑いを堪えるのに一苦労。

⚫︎竹熊先生とのエピソード
http://taopot.blog82.fc2.com/blog-entry-3039.html?sp

いやはや、あの時の講演の通訳をしてくれた娘さんが、次男の大親友のお母さんと寮生活を共にした先輩後輩だったとは〜お互いビックリ仰天。

人の縁とはホントに不思議なものだ。かつて、竹熊先生に紹介していただいた永六輔さんがこんな言葉を遺している。

「生きているということは誰かに借りをつくること、生きていくということはその借りを返してゆくこと」

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