同室の老紳士とチベット体操に汗した後、午前6時過ぎ、アザーン(イスラム教徒に礼拝の時刻を告げる呼びかけ)を聴きながら、天空を見上げる。
半袖、半ズボンで過ごした35℃を超える灼熱の日中に反して、朝は激サムでダウンジャケットを着込む。
砂漠の空気の透明感と降るような満天の星空。
「オリオン座」の赤い1等星ベテルギウス、その左下の星空の中でいちばん明るい「おおいぬ座」のシリウス、そして、ベテルギウスの左にある「こいぬ座」の1等星プロキオンの3つの星が作る”ビッグトリプルスター”冬の大三角形が美しい!
ちなみに、モロッコの国旗は預言者ムハンマドを象徴する深紅を背景に、中央は緑の五芒星。
三角法に関する理論は、8世紀から13世紀にかけて、アラビア語を共通の学術言語とする中世イスラーム世界において発展と洗練がなされたと言われている。
アウノスベシレ カタチサキ♬
(撮影:Sayuri Shinada)
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