TAO的パラドックス思考

医食農同源講演と対談トークライブ@東京国分寺

ミツバチ、こどもたち、地球のしあわせな未来を守るために、すべてのいのちに優しい「食」「農業」にフォーカスし、未来社会を担う子どもたちが生き生きと成長していく社会づくりを進める前島由美さん、国光美佳さんのフードフォーチルドレン主催。

「医食農同源」をテーマにした講演の後に、カフェスローオーナーの吉岡淳さんとの対談。スロー、ローカル、カフェ、正義ファシズム、そして縄文などについてトークセッション♬

以下、主催者の国光美佳さんのまとめ。

昨夜の国分寺プレフォーラム

『医食農同源』

~奪われし未来から懐かしい未来へ~

TAO塾ホームページ

波多野毅先生の素晴らしいお話に惹きこまれ

感動と笑いと発見が連続する素晴らしい最終回となりました。

東洋医学、東洋哲学、食養と広範囲に極められ

「医・食・農は三位一体」という理論を阿蘇の地で実践されている波多野先生。

医療でいう「人」は農業では「植物」

人の腸の「絨毛」は植物の「根毛」

「腸内細菌」は「土壌細菌」と、医療と農業のつながりのお話から

生命(いのち)、血液(ち)、大地(つち)~ひとつらなりのいのち~

大和言葉の奥深さに触れながら語られる「医」「食」「農」

そして、ものごとの見方、捉え方、考え方……

西洋的アプローチと東洋的アプローチのミクロとマクロの「複眼思考」と

たくさんの引き出しから語られる波多野先生の言葉に

ご参加いただいた方の気持ちがどんどん吸い込まれていく感じでした。

「『医原病』は今や『食原病』になっているのはないか?」

「私たちは無意識の中で、

戦争や環境問題の加害者になっているのではないか?」

「有り余る情報を手放し、自分の感性、直感を研ぎ澄ますこと」

「現代科学とあんばいをつけること、自分の目で見て、足を運んで体験すること」

そして「和」の文字からひもとかれる日本の心、食、文化…

私たちがこれからの未来に何を求めていけばよいのか

どこか懐かしさの残る暮らしを呼び戻すことに未来があるのでは…?

波多野先生のお話の中に真理があり

私たちが目指していきたい、ものの見方、考え方、思い描きたい未来へのヒントが凝集されていたように感じます。

波多野先生、素晴らしいご講演と

「フーズフォーチルドレン」への心強い応援メッセージをいただき

本当にありがとうございました。

そして、国分寺プレフォーラムへ足を運んでくださった皆さま

毎回、快くご協力をいただきました

カフェスロー https://cafeslow.com/ の皆さまどうもありがとうございました。