我が家の隣の排水路の水位が異様に高くなっているのに気付いて、向かいのご近所さんの家に目をやると•••
一人暮らしのお婆ちゃんが、排水路の分岐口にたまった枯れ木を長箒で突っついている。近所の会社で働く女性も駆けつけて「危ないけん気をつけて!」と声をかけている。
「オバちゃん、危ないから私がやりますよ」と、クロックスに履き替え、梯子を持ってきて川底へ降りる。道路下の1m²×5mの排水路の真ん中あたりに物凄い量の流木、雑草が引っかかっている。レーキで掻き出そうとするが、絡み合ってビクともしない。
道路下の暗渠に潜り、腰まで水に浸かって一本一本素手で引っ張り片付けていく。一気にやると堰を切ったように激流になって危うく溺れそうになる勢い〜
もしかすると、昨年の小国豪雨水害の際に我が家の倉庫に土砂が入り込み埋もれてしまったあの時と同じ問題が背景にあるのかもしれない。
我々「若いもん(若くもないが〜笑)」は、普段は独居老人を「見守る」お手伝いをさせてもらっているが、逆に彼らお年寄りの方達は日々散歩しながら、地区の問題を「見守る」目を併せ持っているんだなと思った次第。
「オバちゃんが発見してくれんで、今晩大雨降っとったら水路が壊れたかもしれんバイ。有難う。でも今度からは無理せんで声かけてね」
#コミュニティ #見守り #お年寄り #水害