TAO的パラドックス思考

多様性に満ちた森とコミュニティ創りを愉しむ

前夜のギター、パーカッション、歌声が鳴り響く宴とは、うって変わり、朝は静かなる小川のせせらぎ、小鳥の囀りと、カジカの声を聞きながら、カフェテラスで食卓を囲む。

TAO食育菜園で育った野菜、地熱蒸気味噌ほか、友人らが丹精こめて作ったオーガニックの納豆やお米その他のお料理。

朝食後は、造園家の野口芳晴さんをリーダーに皆で植樹会。

これまで、セミナー、カフェ、宿泊、物販などの収益を原資に、12年間でTAO自遊の森に約3000本の樹を植えてきたが、今回は日本の国花「桜」を5種類(衣黄、神代曙、サクランボ、ベニトラノオ八重桜、天の川 )の他、西洋ニンジンボク、神宮ツツジ 、ツリバナ、マルベリー (桑)等を植える。

我が故郷•阿蘇も含めて、明治維新、そして戦後の植林で杉檜ばかりのモノカルチャーになってしまった日本全国の山々では、子供の頃にいた沢山の種類のクワガタほか多くの昆虫はじめ多くの動植物の種類が激減している。ニホンミツバチの養蜂をしながら感じる種の減少はまさに人類破滅への警鐘。

自伐型林業、森林農法、大地再生による多様性ある森づくりが今、求められている。TAO塾の歩みは、まさに「ハチドリのひとしずく」のような一歩一歩のささやかな歩みだが、皆の力を合わせての和気藹々とした植樹会は、「懐かしい未来」のコミュニティ創りの象徴に感じた!

これからも、歩みはスローだが、「正しさ」よりも「楽しさ」を大事にして、快なる活動を積み重ねていきたい☺️

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