福岡市のステキな自然食品店「ナチュ村」を経営されている中村肇さんが、以前、私の講演会を企画してくれた時のこと。
講演会そして懇親会を終えた後、行きつけのBARに連れて行ってもらい、当時「食卓の向こう側」という人気連載記事を書いていた西日本新聞記者の佐藤弘さんを紹介してくれ一緒に飲んだことがあった。
昨日、陰陽五行集中セミナー合宿の参加者達を小国町の隣村になる産山村の池山水源、山吹水源、そして「扇棚田」を案内していた時に、佐藤さんに教えてもらった話を思い出した。
農業の場である「土」という「一」（いち）は、生命（いのち）を表し、「二」は天と地を表している。「土」という漢字と、工業の「工」という漢字を見比べるとその違いが見えてくるという。
私「へぇ〜そうなんですね。そのココロは？」
佐藤氏「うちの親父がよく言ってたんですよ。」
「工という漢字じゃ、命の芽は突き出てなかろうが。工業からは決して命は作れんとぞ－。」と。
（photo:長尾美智子）
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