この世の構造

数学的な深層美〜サイエンスアート

昨日は、珍しい町内トリプルヘッダーの日。
黒川研修→町営塾→そして支援学校の生徒への授業。

プラトン立体をテーマにした連続ワークショップ第5弾!

今回のテーマは「幾何学立体と幾何学模様」

7年前、マレーシアで講演&料理教室をさせてもらった時、イスラム教の礼拝堂•モスクを訪ねた。その天井に描かれた美しい幾何学的文様のアラベスクのうっとりするような美しさに深く感動したことを覚えている。

キリスト教も仏教も当初は偶像崇拝を禁止していたものの、布教の際の利点や、国家宗教としての性格が色濃くなるにつれ、聖像や仏像を作るようになっていった。

一方、イスラム教においては、偶像は人間が作ったものに過ぎず、神そのものではないと崇拝を厳しく禁止しているために、無限に広がるパターンを構成しているアラベスク模様が唯一神アラーの創造を象徴していると言われている。

アラベスクは、プラトン立体と同じく数学的に正確であり、その模様は美的にも美しい。

今回は、美しい幾何学模様アラベスクを、美しい幾何学立体に融合させたイスラエルのデザイナーJay Bonner氏のサイエンスアートを教材に、目と手と心でその”快”を味わう。

#プラトン立体 #アラベスク #支援学校 #サイエンスアート