TAO的パラドックス思考

森に隠された菌根ネットワークの知性

朝、梅醤番茶の飲んだ後、元寇に際し、執権北条時頼の弟、時定が建立した満願寺の鎮守社的存在の満山神社へ。

杉の群生エリアで樹林瞑想。さらに、樹齢1200年の一番大きな金比羅杉まで歩行禅し、川風呂の足湯でリラックス。

その後、車で一時間かけて久住の原生林へ向かう。生命力に満ちた大木と、倒木し朽ち果て、苔むした大木。生と死が同居したフィトンチッドあふれる空間を歩く。

1日2万トンの湧水量を誇る日本名水百選の男池の水を飲み、ベンチで玄米飯のピクニックランチを食べる。

かつて作家の坂口恭平と土砂降りの中、手煎り焙煎珈琲を愉しんだ「かくし水」に到着。

雨雲が広がり、またあの時のようになるかと傘をステッキ替わりに登山していたが、一転、青空が広がり樹々の葉が陽光にキラキラと照らされ、なんとも美しい。

原生林の樹々は互いに網の目のような相互依存関係のなかに存在し、地下に広がる菌根システムを通じてつながり合っていると言われる。

世界的ベストセラー「Mother tree」の著者である森林生態学者スザンヌ・シマードに言わせると、森林は「インターネット」であり、菌類がつくる「巨大な脳」•••だとか。

森の中で佇んでいると、30年前ウォルデン湖を訪ねた「森の生活」の著者ヘンリー•D•ソローの声が聞こえてくる。

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「胸に思い描いたままの人生を生きよ!すべての不幸は、幸福への踏み石に過ぎない!」

さて、2泊3日の体質改善•自己実現リトリートセミナーも今日が最終日。これから、南小国の立岩水源ウォーキングへ向かう。次の開催は10月20日(金)〜22日(日)。

申し込みはtaojuku@me.comまで。

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