拙著「医食農同源の論理〜ひとつらなりのいのち」（南方新社）は健康の基本は食という「医食同源」の考え方を一歩深めて、その食を支えるのが農という「医食農同源」を基本コンセプトに、スペシャリスト16人との対談を記事にまとめて出版された本。
4人の医師のほか、作家の神渡良平さんや、韓国の農林大臣、豪州で自家採種に取り組むNPO創設者など様々な分野で「いのち」への眼差し深い実践をされている方達の歩みと珠玉の言葉をまとめさせて頂いた。
昨日、ふとした流れから、湯布院の岩下コレクション館で、創設者の岩下陽洋さん、建築家の川原良一さんほか、ユニークな「漢」達とお茶をすることになったのだが、その中にかつてインタビューさせてもらった16人のうちのお一人が•••！
有機農業家で日本人初の世界スローフード大賞を受賞された武富勝彦さん！久しぶりの再会に感激の握手！その後、蕎麦屋で会食し俳優のリチャード•ギアとの交流や、商品開発、古民家再生など相変わらずのバイタリティ溢れる話を伺う。
そんな話の中で、ガス給湯器などで知られる株式会社コロナの内田力会長の話に。内田さんとはまだ直接お会いしたことがないが、私が2019年、2020年とスリランカに「アーユルヴェーダ医学と紛争解決学」のフィールドワークに行った際に訪ねたローズクォーツマウンテンの研修センター設立に大きく寄与された人。
いつかお会いしたいと思っていたが、武富さんと親交があるということで、「会長さん、今月末我が家に来られるので、波多野さんも来ませんか」と誘われる。
思わぬところで点と点が繋がった。
縁は異なもの味なもの•••
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